新刊紹介

2020年10月29日

藤原章生記者の 『新版 絵はがきにされた少年』

 2005年に第3回開高健ノンフィクション賞を受賞した作品の新版。

 出版社のHPによると、内戦中のスーダンで撮影した「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞を受賞、その直後に自殺したカメラマン。

 ルワンダ大虐殺を生き延びた老人の孤独。アパルトヘイトの終わりを告げる暴動。紛争の資金源となるダイヤモンド取引の闇商人……。

 新聞社の特派員として取材を続ける中で、著者は先入観を崩され、アフリカに生きる人々、賢者たちに魅せられていく。

 アフリカ―遠い地平の人々が語る11の物語。

 悲惨さの脇に普通の人々の日常がある。

 悲惨な風景の中でさえ、目を凝らせば、人の幸福を考えさせる瞬間がある。―本文より

 2020年10月28日発売! 柏艪舎刊、定価:1870円(税込み)
 ISBN:978-4-434-28068-9 C0095

【柏艪舎からの案内】
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【トークイベント申込受付中】
毎日メディアカフェで藤原章生さんが登壇!
11/13(金)18時半 毎日新聞東京本社1階  定員25名
詳細・お申込みは https://tinyurl.com/y3mkk5jf