随筆集

2024年2月19日

元大阪本社運動部長、北村弘一さんが「ベトナム還暦一人旅」の動画公開

還暦前のベトナム一人旅を動画にしました。

六十の手習い。動画編集はもちろん、サムネイル作成やバーナー設定など莫大な時間がかかりましたが、ともかくアップしてみました。

お見苦しいところがあればお許しください。

(北村 弘一)

1回目
https://www.youtube.com/watch?v=1Y1SzHVILUA
2回目
https://www.youtube.com/watch?v=6fd8R6eeG6k

※以下は北村弘一さんのフェイスブックから(2~10回は下記URLをクリックしてご覧ください)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100001984002949

【ベトナム還暦一人旅】(その1、ベトジェット航空)2024年1月7日

4年半続けた介護の仕事を年末いっぱいで退職し、今月16日からマンション巡回管理の仕事を始めます。少し時間が空いたので8日間のベトナム一人旅。海外旅行は7年ぶり。海外一人旅となると、仕事を除けばなんと27年ぶり。

最後までベトナム、タイ、台湾、フィリピンで迷いましたが、9年前に家族旅行で来た大好きなベトナムに。ともかくハノイ行きに乗り、戦跡巡りとB級グルメを楽しんできます。何もプレッシャーのない場所で還暦以降の人生を見直すのが最大の目的かも。

利用するのは、LCCのベトジェット。ダナン、ホーチミンの周遊含めて、往復5万円台でした。LCCだけに荷物総重量を7キロ以下に抑えるのが宿命ですが、チェックイン時の計量は6.1キロ。わがままを許してくれた家族に感謝して、行ってまいります。

【ベトナム還暦一人旅】(その11、さよならベトナム)2024年1月13日

動物園に行った目的は別にもあって、この地区には国営の歴史博物館、そして戦争の最終局面であるホーチミン作戦の記録を残した作戦博物館がります。まずは歴史博物館に。

この国の歴史は古代から現代まで、侵略者からの防御の歴史かも。中国の漢、隋、唐の時代を通じて漢民族の支配下にあり、その後11世紀になって自民族の王朝を確立。しかし宋、元、清からも侵攻を受け続け、その都度大規模な戦闘で侵略者を追い返した。

その後のフランス、米国の侵攻はご存知じの通り。

そんな経緯の中で、外に対しては自立性を強く主張し、内に対しては強い共同体的な規制を持つ社会が形成されたのだとか。(地球の歩き方2023年版参照)

歴史博物館では特別展示中の伝統芸能、水上人形劇の公演もあり、鑑賞しました。魚釣りをテーマにしたお話で、コミカルな人形の動きが笑いを誘う。あっと言う間の45分でした。

作戦博物館は残念ながら、なぜだか休館。解放直前の1975年4月8日に統一会堂(当時は大統領官邸)が北ベトナム軍が捕獲したノースロップF-5戦闘機による爆撃を受けましたが、この時使用されたF-5戦闘機が前庭に展示してありました。

ここからはブックストリート、中央郵便局、ドンコイ通りを経て、ベンタイン市場に戻り、家族にお土産を買った後、近くの定食屋で海老のヌクマム煮込み、イカのトマト煮とご飯、野菜スープをいただきました。この旅では最も贅沢な18万ドン(1080円)。

機内で食べる最後のバインミーを屋台で買って、路線バスでタンソンニャット国際空港に。

LCCは手荷物7.0キロが宿命。チェックインで手荷物の計量をすると、なんと9.1キロもあって思わず「うわっ」と声を上げましたが、ベトジェットの女性スタッフは見逃してくれました。ありがとう。

成田までは5時間半の旅。翌14日7時に成田に到着し、無事帰宅しました。

旅行中の講読ありがとうございました。久々の一人旅、本当に楽しめました。旅ならば、出張、社員旅行、なんでも好きですが、やはりプライベートの一人旅、家族旅が楽しい。次は家族でと思いますが、やはり一人も楽しい。

いずれカンボジア、ラオスも訪れてみたい、と考えました。

明後日16日から新しい職場での仕事が始まります。海外への旅、一年に一回は続けて行きたいな、そう思わせてくれた旅でした。