元気で〜す

2024年3月11日

元写真部、松村明さんが被爆者に向き合う「立ち上がる光」の写真展開催

 半世紀以上前に写真に向き合うようにようになった。コマーシャル写真のあり方ではなく、自分と向き合えるドキュメンタリー写真に共感を覚え、以来、仕事を含め自分なりの写真の捉え方を模索してきました。

 長崎の被爆者の体験がお顔に刻まれていると気付き、向き合わせて頂いています。「立ち上がる光」松村明写真選集(’23年4月アルファブックス/アルファ企画)出版。今展示はこの中から、これまでの私の写暦とも言える主なカットで構成しています。

 前回の「閃光の記憶」(’20年7月長崎文献社)での被爆者53名のポートレイトに続き、その後写させて頂いた方々のカットを中心にまとめました。

 東京では、ポートレートギャラリー(’23年8月)に、長崎県美術館(’24年3月)、この二つの巡回開催は既に終わりましたが、福岡アジア美術館で3月28日から4月2日まで開催します。

(松村 明)