定期総会・懇親会

第62回 定期総会 平成23年10月25日開催記録

(東京本社 毎日ホール(B1 開催時間 午後3時~5時)

平野毎友会長(左)
平野毎友会長
高梨毎日新聞社専務取締役・東京代表(右)
高梨毎日新聞社専務取締役・東京代表
平野毎友会長(左)、高梨毎日新聞社専務取締役・東京代表(右)

  東京本社の第62回毎友会定期総会は10月25日、会員110人と本社役員らが出席して毎日ホールで開催した。総会は竹内敬康運営委員の司会で始まり、この1年間で亡くなった会員63人への黙祷の後、平野裕会長が「大震災など多難な年だったが、毎日にとっては悪い年ではなかった。スポーツニッポンとのホールディングで経営を強化し、小池唯夫顧問の新聞文化賞、そして新聞協会賞ダブル受賞。特に大震災の津波の写真は共同通信を通じて世界に発信された。来年2月の創刊140年に向けて本社は拡張に全力をあげており、毎友会もできるだけ協力したい。毎友会は、会員の高齢化の反面、退職者の入会が減っており、今年度は赤字となった。このため喜寿、米寿、白寿の方へのお祝い金の見直しなども含めた新年度予算を編成した。定年者の積極的な入会を期待している」とあいさつした。

次いで荒川冨士男委員の会計報告を了承し、9月現在の会員は1、493人で、平均年齢は74歳強、100歳超の方は2人との報告があった。議題に移り、平野会長、大窪幸治相談役、運営委員ら11人の再任が了承された。

朝比奈社長が出張のため高梨一夫専務・東京本社代表が登壇。「大震災の報道ではガソリン不足などの中、健闘した。新聞とはなにか、という使命を改めて思い知った。新聞業界はリーマンショックに大震災が追い打ちをかけ、苦難が続いているが、創刊140年に向けて企画広告特集、社員拡張などで全力を傾けている。OBの皆様の引き続きのご支援をお願いしたい」と本社の状況を説明した。

大窪幸治毎友会相談役の音頭で乾杯となったが、グラスを手に相談役は「新聞経営はかってない危機の荒波にさらされている。この18年間、定価改定はできないまま創刊140年を迎える。拡張に協力していただき、これを契機に往年の勢いを取り戻してもらいたい」と訴えた。

懇談の後は恒例のエール交換。武田芳明取締役・東京本社副代表が「先輩方の艱難辛苦を忘れずに頑張っているのでご支援を」と語り、毎友会の発展を願って万歳三唱。最後は平野会長が「中間層の社員の一層の頑張りを」と呼びかけ、毎日新聞万歳を三唱してお開きとなった。

なお、今年も出版局の協力で、本社刊行本の格安販売が行われた。また、社会事業団が大震災、毎日希望奨学金への募金箱を置き、寄付金を呼びかけた。

和やかな総会懇親風景
和やかな総会懇親風景(右・中)平野毎友会長の万歳三唱で閉会

[毎友会運営委員]

会長
平野 裕
相談役
大窪 幸治
顧問
藤原 誠
委員
荒川 冨士男、阿部 丈夫、伊藤 正、岩崎 鴻一、上谷川 勉、神林 祐司、 斎藤 勲 、清水 幹夫、杉川 誠一、竹内 敬康、松下 礼子
事務局
森川 恭子

定期総会・懇親会開催記録