新刊紹介

2024年7月23日

倉岡一樹著『母からもらった腎臓』

 以下は、早大校友会誌「早稲田学報」8月号のOBが出版した書籍を紹介するBOOKコーナーにあった。

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 著者・倉岡一樹さんがXで発信していた。

 「早稲田大学の校友会誌「早稲田学報」8月号に、拙著「母からもらった腎臓」の書評を載せていただけました。感謝の一言に尽きます。「まじめ」とは程遠かったのですが、得たことも多い大学時代を思い出し、感慨深いです。https://t.co/nnCXfuiZXT

 倉岡さんは、毎日新聞東京本社くらし科学環境部医療プレミア編集グループ記者。1977年生まれ。2003年早稲田大学を卒業して入社。佐世保支局を振り出しに、福岡報道部、同運動グループ、川崎支局、東京運動部、同地方部などを経て2023年4月から現職。

 2017年に慢性腎不全が発覚し、2019年に実母からの生体腎移植手術で救われた経験から、臓器移植関連取材や病で苦しんだ経験を持つ人へのインタビュー取材をライフワークとしている。一人娘が生まれた時、初めての上司(御手洗恭二さん)からかけてもらった言葉「子どもは生きているだけでいいんだよ」を心の支えにしている(毎日新聞出版HP)。

 紹介者の城倉由光さんは、95入社。サンデー毎日デスクから2015年10月編集長。定年で辞めて早稲田大学大学院へ。サンデー毎日創刊100年の2022年4月編集長に復帰。2023年9月まで務め、現編集長藤後野里子さんに引き継いだ。

(堤  哲)