2024年10月15日
元外信部、経済部の嶌信彦さんが『私のジャーナリスト人生 記者60年、世界と日本の現場をえぐる』を刊行
ご無沙汰しています。皆さん、お元気にお過ごしでしょうか?いつも、「(私が主宰する)NPO日本ウズベキスタン協会」と当協会の活動を支援いただきありがとうございます。実は、このほど私の最後の本として自伝らしきものを書き上げ、『私のジャーナリスト人生 記者60年、世界と日本の現場をえぐる』として財界研究所から発刊することになりました。
振り出しの秋田支局の“トロッコ記者”時代から始まり、当時、社会的な話題にもなった慶應大学の学費闘争、通貨・石油戦争の30年、毎日新聞の経営危機への想い、アメリカ・ワシントンの特派員生活。中央アジアへの関心からNPO日本ウズベキスタン協会を設立したこと。さらに、毎日新聞を退社し、フリーランスとなって世界中を取材で回り続けたこと、そしてソ連の崩壊をこの目で見て、東欧革命を取材したこと――など、思い出は尽きません。良き新聞記者時代を過ごせたなと、満足のゆく人生でした。
80歳を越した今も、30年以上にわたり雑誌「財界」に隔週でコラムを書き続けるとともに、毎週、日曜夜9時30分から放送しているTBSラジオ『嶌信彦人生百景「志の人たち」』によって、20年以上にわたりラジオ番組に出演の機会を与えてもらっています。
日本と世界に関心を持ち続け、世の中のことに興味がなくなるまで、現在の生活を続けてゆく覚悟です。もうしばらくお付き合いください。ぜひ多くの皆様にご紹介いただければ幸いです。
(嶌 信彦)
『私のジャーナリスト人生 記者60年、世界と日本の現場をえぐる』は財界研究所、発行日:2024/9/18、 1700円+税