随筆集

2021年4月23日

元新潟・長岡支局長、池田友好さん(86)が『ぶらっとヒマラヤ』読後コラム ―新潟支局当時の丸山昌宏社長、広田勝己取締役も登場

 池田友好さんが長岡支局長当時、支局員だった浜名純さんから、旬間の「十日町タイムス」に掲載されたコラム2本が転送されてきた。タイトルにある単行本『ぶらっとヒマラヤ』の著者、藤原章生さんは北大山岳部出身。浜名さんは山岳部で藤原さんの先輩に当たり、毎日新聞退社後に編集・出版関係の仕事に携わり、開高健ノンフィクション賞受賞の『絵はがきにされた少年』出版に尽力、2月には柏艪舎から新版が発行された。

 池田さんが長岡支局長当時、私はロッキード一審判決直後の1983年12月に田中角栄元首相と作家、野坂昭如さんが対決した選挙を約1か月にわたって取材し、日々、池田支局長、浜名記者に世話になった。

 丸山社長は、池田さんが新潟支局デスクだった当時、新入社員として新潟支局に赴任。池田さんは「奥さんも長岡市出身で、2人の交際時から結納まで手助けした間柄」。日本新聞協会会長就任決定に、お祝いのメールを送ったという。

 池田さんは長岡支局長から新潟支局長を歴任。牧内節男社長当時のスポーツニッポン新聞社が初めて新潟支局を開設し、販売店主らの要請で初代支局長に就任するため繰り上げ定年退職した。スポニチ支局長退職後は日本報道写真連盟新潟県本部の運営に関わり、今年3月末の解散時は顧問だった。

(高尾義彦)

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