随筆集

2024年7月16日

平嶋彰彦のエッセイ「東京ラビリンス」のあとさき 32 イノシシ—野菜畑の歓迎されない訪問客

奇数月の14日更新
文・写真 平嶋彰彦
全文は http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/53537942.html

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実家の裏山。イノシシの好物とされるどんぐりができるマテバシイが繁茂する。近年はいわゆるナラ枯れの枯れ木が目立つ。館山市
 

野菜畑の鳥獣被害については、3年前になるが、連載その13「南房総の野菜畑」で書いたことがある。  
私のブラックリストに載る野菜畑の迷惑な訪問客の代表格は、それまではタヌキ、ハクビシン、カラスだった。ところが、そのころから実家の集落にもイノシシが出没するという噂が飛び交うようになった。被害にあったのは水稲田とサツマイモ畑だという。隣の集落にはキョンの被害が酷いらしい。集落の境になっている川は幅が狭く水量も少ない。私の集落にやってくるのは時間の問題である。(以下略)

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実家近くの田園風景。2019年の台風15号のあと、耕作放棄地が急速にふえ、イノシシの住処になる。館山市小沼。2021.10.
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実家の野菜畑。北アメリカ原産のユウゲショウ(夕化粧)。明治時代に観賞用に導入されたものが野生化した。2024.05.25
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実家の野菜畑。ジャガイモ。植えつけてから2カ月目。5月末に収穫予定だった。2024.03.31