2018年10月24日
秋田支局同人の会を開催
かつて秋田支局に勤務したゆかりの皆さんの「同人のつどい」を、秋晴れに皇居の森もさわやかな10月18日、アラスカパレスサイド店で開催しました。
発端はおよそ1年前のある毎日新聞OBを偲ぶ会でした。
「偲ぶのはお互い元気のうちがいいね。秋田支局同人皆さんと往事を偲びたいね」
との声が上がり、早速名簿づくりに取りかかりましたが、個人情報集めの難しい時代です。かつての同僚らとの記憶と年賀状などをたよりにした作業は難航しました。
動きに弾みをつけたのは春からの秋田ブーム。「マサル」でブレイクの秋田犬人気、好調な学力テスト成績ランキング、そして甲子園の金足農高ナインたち……。名簿づくりにも拍車がかかり9月にパレスサイドビル・ニュートーキョーで発起人会が発足。「まずは集まっていただけそうな範囲で……」と、今回は現役最年長クラスである入社1981年組以前の方々で首都圏在住者中心に「ご案内」を送り、13人の出席となりました。
最古参は森浩一さん(59入社、以下同じ)、最若手は専門編集委員坂東賢治さん(81)。歴代パンチャーで初代から3代続いて支局員との良縁が結ばれた夫人の皆さんの参加は適いませんでしたが、夫君は3方ともご出席。欠席の方からの「お手紙参加」もあって、八郎潟の干拓事業など半世紀以上前からの折々の出来事や秋田市内の街並み、インフラの変遷、大地震などの災害、夏の竿灯、冬の梵天まつり、球児たちの甲子園取材など、想い出話に花が咲きました。
中締め代わりの、ジャーナリスト嶌信彦さん(67)と坂東専門編集委員の米中を巡るカレントトピックに、森さんが東京本社編集局長時代の江沢民主席との対談秘話で彩りを添えるなど、設定した3時間を超過する盛会でした。元パンチャーの夫君からは「次は夫婦で」と確約する声も出ていました。
参会者は他に、佐々木晃逸(49)、里見和男(62)、佐藤忠峯(65)、上野晶博(71)、七井辰男(80)の各氏。発起人会メンバーは、勝又啓二郎(64)、星輝雄(68)、小川厖(68)、鈴木充(71)、恩田重男(74)、坂東賢治。
(発起人会:恩田 重男)