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2022年4月25日

3年ぶりに「ゆうLUCKペン」発刊記念パーティー、16人平均85歳

 「ゆうLUCKペン第44集」の発刊記念パーティーが、4月23日の土曜日にパレスサイドビル1階の喫茶「花」で開かれた。例年、2月26日に9階の「アラスカ」で行われていたが、新型コロナの蔓延で2度休会となり、3年ぶり。その間にアラスカの営業休止があり、「花」に休日営業をお願いしての開催となった。

 表紙の絵も描いた編集幹事の諸岡達一さんは所用のため欠席だったが、3年ぶりの開催とあって出席率はよく、なかなかの盛況となった。しかし、そのメンバーをみると、何とも言えず、ユニークなパーティーである。出席者を並べてみる。

 以下、2022年の誕生日を迎えての年齢順。
 牧内 節男 97歳
 本田 克夫 95歳
 磯貝喜兵衛 93歳
 倉嶋  康 89歳
 半田 一麿 87歳
 神倉  力 86歳
 松尾 康二 85歳
 大島 幸夫 85歳
 石塚  浩 83歳
 永杉 徹夫 83歳
 野島 孝一 81歳
 堤   哲 81歳
 福島 清彦 78歳
 茂木 和行 77歳
 松上 文彦 77歳
 松崎 仁紀 76歳
 (他に倉島夫人が出席。85歳今吉賢一郎さんは花粉症のため会費参加)

 最長老98歳の山埜井乙彦さんは、病欠だったが、出席16人の最年少76歳、平均年齢85歳という「豪華」メンバーだった。

左から本田克夫、牧内節男、福島清彦、神倉力、磯貝喜兵衛、倉嶋康とその夫人、半田一麿、野島孝一。
後列左から茂木和行、松尾康二、永杉徹夫、大島幸夫。前列左から松上文彦、松崎仁紀、石塚浩、堤哲。

 正午集合、全員そろったところでまずマスクをはずして記念撮影。司会堤哲さんの音頭で乾杯のあと、諸岡さんからの「来年ももちろん発行する。50集を越えるまでがんばる」とのメッセージが披露され、出席者の近況報告に移った。

 貸し切り会場だったはずが、もう一組8人ほどのグループが入っていたため、声が届かず、話が聞き取りにくくて残念だったが、出席者最年長の牧内節男さんからは「一日一善が長生きの秘訣」と小さな親切を心掛ける日常が披露された。

 ウクライナの戦争も、当然話題になり、神倉力さんからは、「ウクライナへのロシア侵攻で世界は軍拡へ走り出し、日本も9条だけでなく平和憲法そのものを改正させるような状況が醸し出されている。今や日本は日本国憲法前文の『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』という根本的な立脚点に立ち戻るべきなのに、マスメディアは軍拡ばかり報じて平和憲法を論じようとしないのは嘆かわしい」という発言があった。

 広島で被爆した松尾康二さんからは「音楽は平和を運ぶ」という非営利活動法人理事長としての、平和を願う活動の状況が紹介された。

 時には数十年前のデスクと兵隊のやり取りに戻ったような激しい言葉が飛び交うこともあったが、お酒も入って、談論風発、瞬く間に3時間近くが過ぎ、写真部に焼き付けてもらった記念写真を受け取って、お開きとなった。

 永杉徹夫、茂木和行さんが初参加。磯貝喜兵衛さんはこの集まりを知って参加したスペシャルゲストだ。

 「ゆうLUCKペン」は、毎年11月中旬締め切りで、原稿を集め、年明けに発刊している。「お題」は決めるが、何を書いてもかまわない、自由な随筆集。年会費同人5000円、会員2000円で誰にも門戸を開いています。現在、やや高齢化が目立ちますが、若い人の参加も大歓迎です。連絡は事務局長中谷範行()まで。

(文責・松上文彦)