集まりました

2023年10月26日

元サンデー毎日編集長、鳥越俊太郎さんを中心に、社会部仲間が5人

 25日(水)午後1時、内幸町・日本プレスセンタービル10階のレストラン「アラスカ」に集まった社会部系OB5人。

 前列右から64入社田中正延(84歳)、65入社鳥越俊太郎(83歳)。後列右から69入社酒井啓輔(79歳)、最若手71入社朝比奈豊(76歳)、64入社堤哲(まもなく82歳)=敬称略。

 どういう関係か。ロッキード事件の時、国税庁担当が正延さん。その応援に当時遊軍の鳥越さん。正延さんは新潟県出身。鳥ちゃんは初任地が新潟支局、その後大阪社会部。「東京本社社会部員になるまでに10年かかった」。

 私(堤)と鳥ちゃんは、大阪府警クラブで一緒だった。鳥ちゃんが捜査二課、私が捜査三・四課担当。カバー関係にあった。

 元毎日グラフ編集長の酒井啓輔さんは、「サンデー毎日」で鳥ちゃんと一緒。私とは大阪社会部時代、さわやかイレブン池田高校が準優勝した時のセンバツ担当(1974年)。

 元社長朝比奈さんと鳥ちゃんの関係は知らない。社会部の先輩・後輩ではある。

 鳥ちゃんはテヘラン特派員→サンデー毎日編集長。89年8月退社して、テレビ朝日「ザ・スクープ」のャスターになった。在籍24年余だった。

鳥越俊太郎「写真による自分史」

 今回、鳥ちゃんは「写真による自分史」をつくった。桐箱に納められた分厚い大型本だ。講演料代わりにつくってくれたという。それを披露したかったのであろう。

 「堂島の社屋最後の日に、毎日新聞の社旗と取材の腕章を持ち帰った。その写真も入り、貴重な記録だと思う。情報調査部に置いてもらいたい、と朝比奈さんに相談した」

 あとは昔話に終始したが、「これからも元気で」は皆の願い。鳥ちゃんはがんの手術を4回もしている。しかし、いたって元気だ。「筋トレや整体にも行っている」

毎日新聞」(大毎)の社旗

 「真向法をやっている。現在6段」と思わぬ健康法を披露したのは、朝比奈さん。「鈴木俊一都知事や土田国保警視総監(いずれも故人)のように開脚して上半身が床にペタって着く人は10段。とてもそこまでは行きませんが」

 正延さんは、ゴルフが上手い。今でも100を切ってラウンドする。早大文学部出身だが、入学時、柔道部に入った。坊主頭を強制されて辞めたと聞いたが「3段、4段がゴロゴロいて、とても歯が立たない。早々に退部した」そうだ。重心が低く、腰の座りは万全だ。散歩とストレッチが健康法という。

(堤  哲)