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2024年2月26日

「ゆうLUCKペン」第46集、刊行の集いに、会員15人が参加

前列左から北村勝彦(毎栄)、倉嶋康、松崎仁紀、山本茂、高谷尚志、中島健一郎、堤哲。後列左から今吉賢一郎、永杉徹夫、倉嶋夫人伸、本田克夫、福島清彦、磯貝喜兵衛、大住広人、神倉力、茂木和行=敬称略(2024年2月24日喫茶「花」)
遅刻して記念撮影に入れなかった横山敏彦さん

 毎日新聞(東京)OB同人誌「ゆうLUCKペン」第46集の刊行記念の集いが2月24日、パレスサイドビルの喫茶「花」で開かれた。新入会員3人を含む会員15人が出席、昨年亡くなった同人の冥福を祈って黙祷の後、堤哲編集幹事の乾杯の辞で幕あけし、陽気な酒宴となった。

 今回のテーマは「旨いもん食うぞ食すぞ!」。21人が健筆を振るっている。最長老は97歳の本田克夫さん、出席者の平均年齢は84・8歳だが、皆さん元気いっぱい。テーブルに並んだビールやおつまみが次々に消えて行く。

 同人名簿の筆頭は阿久津宏さん。しばらく消息が途絶えていたが、堤幹事が「電話で娘さんと連絡が取れた。今年3月で101歳になられるが、お元気にデイサービスに通われている」と報告すると、大きな拍手が沸いた。

 今吉賢一郎さんが「食べ物は握りこぶし大でほぼ80キロカロリー。これを目安に食べれば健康を保てる」と持論を紹介すると、一同うなずいた。同期生の大住広人さんと神倉力さんのやりとりは漫才のように息があったり、やり合ったりで笑いを誘った。

 会の翌日、新参加の山本茂さんから届いたメールにこうあった。

《(僕が)終生、思わず「我が社」と言うとき、それは毎日新聞社のことでした。……かつて同僚の一人が野坂昭如に「ちょっと社にあがってくる」と中座したとき、野坂は悔しそうに「ああいう言い方が一番癪に障るんだよな」と言ったことを思い出す。彼は毎日新聞の入社試験を受けて不合格になったという前歴があったのです。全国紙に入社するということはそれだけの僥倖あることを改めて感じたものでした》

 思いを綴る喜び、年齢を越えて語り合う楽しさ。あなたも「ゆうLUCKペン」に書いてみませんか?

(松﨑 仁紀)

*是非!手に取って読んでください。1冊千円でお分けします。送料は会負担で無料です。
 申し込みは、事務局・堤 哲 、携帯080-3284-1568まで。
 現物は、パレスサイドビル2階㈱毎栄営業部(北村さん)にあります。