2024年8月5日
5年ぶりに開催の東京販売局OBOG会に28人
「東京販売OB・OGの集い」が7月22日、東京本社毎日ホールで開催された。販売OB・OG会員が集まるのは、コロナ禍前の2019年7月の総会以来5年ぶり。集いには三嶽敏夫世話人代表を含め、28名のOB・OGが集まった。本社からは荒谷晴久執行役員販売担当、永田昌徳東京販売担当局長、内藤雄司同担当局長補佐をはじめ、塩崎満・木暮進一・森口敬史・島影憲の現役販売部長が出席した。
最初に、司会の山田樹さんが前回の総会以降に亡くなられた会員16名の名前を読み上げ全員で黙とう。
あいさつでは三嶽世話人代表が、「本日は熱中症警戒アラートが出ている中、多くの皆さんに集まっていただきとても嬉しい」と参加者への感謝を伝えた。そして、「現在の新聞業界は発行各社が大幅な部数減、また若年層の新聞離れなど、私たちが現役だった時代とは大きく変わってきている」と厳しい状況が続いていることを説明。あわせて今回の集いの開催に至る経過やOB・OG会の現状について報告した。
次に、荒谷販売担当が今年4月からの本社組織改正で各本支社販売部門組織の統一を図るため販売総本部に移行したことを説明し、出席した現役幹部社員を「全員が40~50歳代前半と若い。5年後を期待してほしい」と紹介。また「私自身は北村さん、遠山さん、上司2人に今では考えられないくらい厳しく育てていただき、今があると思っている。皆さんも含めて感謝している。私は1985年入社で、他社も同じだが当時と比べ今は部数も減った。この数字を受け止め、これからの5年後、10年後の残すべき販売網をしっかりと残していくことを若いメンバーと共に取り組んでいく」と決意を述べた。また、竹橋オフィス再編で本社収益が増えたこと、販売関連会社の黒字など明るい話題も交えて本社の現状などを報告、最後に「皆さんの元気で楽しい人生を心からお祈りしている。これからも販売総本部を支援してほしい」と締めくくった。続いて永田担当局長からあらためて販売部門再編についての説明、各担当地区の取り組み、新聞販売店の現状などについての話があった。
その後、別の会場に移った懇親会では、販売OB会世話人会相談役の田中稔さんからの物故者への「献杯」と、その後の「乾杯」の音頭で懇親会がスタート。荒谷販売担当を筆頭に現役部長陣も全員参加。OB・OGの集まりが久々とあって懇親会は近況や昔話で話がはずみ、あちらこちらで席替わりをしたり、にぎやかな集いとなった。締めではOBの北村一生さんが「今回の集まりを開催してくれたことに心から感謝したい」とあいさつし、再会を期して一本締めで散会した。
(東京販売OB会世話人・山下 芳夫)