2022年5月10日
障害者支援の社会福祉法人理事長を続ける75歳山路憲夫さん
5月7日付け「みんなの広場」に「連合は労使関係に向き合え」との拙稿を掲載していただいたおかげで、社のOBや現役の方、労働組合の関係者から声を掛けて頂き、毎日新聞の影響力の大きさを痛感しました。
社会部の労働担当が長く、論説委員としては社会保障を担当、2003年に退社後は東京都小平市にある白梅学園大学子ども学部の社会保障社会福祉担当教授を14年間務め、4年前に大学は退職しましたが、小平学・まちづくり研究所を立ち上げ、今は同市内の障害者支援の社会福祉法人理事長を続けています。「毎日」退職後も記者時代の血が騒いで学内外でトラブルを起こしたり、時には短文を書いたりしています。
今回も「血が騒いだ」ひとつです。昨年秋、初代の連合女性会長となった芳野会長の言動、行動が目に余るものがある。これはただ連合会長だけの問題だけではない。あまりにも労働組合の存在感がなさすぎる。私の敬愛する連合の初代事務局長・山田精吾さん(故人)の「(労組幹部の)みんな政治が好きだけど、あれは(地道な労働運動からの)逃げだね」という言葉を思い出しながら「志あるリーダーよ、出でよ」という思いでまとめたものです。
年相応に持病を抱え、多少ヨロヨロしてきましたが、「血が騒ぐ」思いを抱えて、やっていきたいと思っています。
(山路 憲夫)