2018年8月24日
毎日新聞書道クラブ会員展、ОBも参加し、楽しく開催
毎週月曜日に、毎日新聞5階の部屋で友野浅峰先生の指導を受けている書道クラブの会員展が、新聞社1階の毎日アートサロンで8月20日から25日まで開かれ、21人の「力作」が展示されました。
入口に、亡くなった岸井成格さんの遺作「以和為貴」などが飾られ、お別れの会の際に配られた毎日新聞号外も添えられました。岸井さんは友野先生の弟子として3年に1回、銀座で開かれる湖心社展にも出品してきました。
OBでは、北村正任さんが「一犬吠影百犬吠聲」、寺田健一さんが「明年此欲知誰健」、石崎ルリ子さんが、星野富弘さんの「あなたの胸の火がわたしに飛び火して全焼です」など一人2、3点を出品。「夢」など一文字だけの小品も展示されました。高尾義彦も自作の俳句「打ち水のたちまち乾く江戸のいま」などを、徳島の藍墨を用いて書いてみました。
友野先生の作品は「ふるさとの山河よこたふ遠花火」。故郷・長野を思わせる山の形が文字になっています。書道を始めて1年ほどの女性は、筆の代わりに指に墨をつけて、半切の和紙に「一聲雷震」。型にはまった作品より自由な作風を、と指導されている先生の方針で、楽しい書道展となりました。 入会希望の方は是非、どうぞ。
(高尾義彦)