2020年10月12日
北海道毎友会総会で、新会長に江畑洋一さん選出
北海道毎友会の2020年度定時総会が10月8日、北海道支社で開かれ、大西康文会長(元毎日新聞社取締役)の退任を承認。新会長に江畑洋一さんを選出するなど新役員体制(第29期)を決めた。会長の交代は8年ぶり。恒例の懇親会はコロナ禍の影響で初めて中止となり、出席会員は15人にとどまったが、コロナ禍の収束を願うとともに来年の再会を誓い合った。
顧問を代表し挨拶した末次省三支社長は社業の厳しさを報告する一方で、「コロナ禍の下で新聞社として何ができるかを考えながら飛躍を遂げたい。皆さんのお力添えをお願いしたい」と話した。
退会者(物故者)6人の方々が紹介され、黙祷。19年度の決算報告を承認した。紙媒体としての社報が今年度限りで廃止されることが江畑新会長から報告された。今後、東京毎友会ホームページへの相乗りを検討する。
新会長となった江畑さんは1975年毎日新聞入社後、北海道支社報道部を経て支社次長、北海道毎日サービス社長などを歴任。「紙がデジタルへと変わっても正しい情報を伝える大切さは変わらない。毎日新聞の役割は大きく、私たちに何ができるか考えていきたい」と挨拶した。
新しい役員体制は次の通り(敬称略)。【副会長】松宮兌、山田寿彦【会計監事】木下順一【会計】小野寺義治【幹事】小原利光。総会時点での会員数は147人。
(山田 寿彦)