2021年3月19日
センバツが2年ぶりに開幕!
センバツが19日午前9時、阪神甲子園球場で開幕した。
これまで開会式のクライマックスは、出場全チームがバックネット目指して行進を始めると同時に仕掛け花火が走る、派手な演出だった。
ことしは出場32校のうち初日に出場する6チームだけが登場したが、グラウンドを行進することなく、残り26校はオーロラビジョンでの紹介となった。
大会会長・丸山昌宏毎日新聞社社長は「2年ぶりの春がやってきた」と挨拶し、仙台育英高校の島貫丞キャプテンは「2年分の甲子園。多くの思いを込めてプレーすることを誓います」と選手宣誓をした。
観客は1万人と制限されていて、アルプススタンドも、無料で入場できる外野席もガランとした印象だったが、球児たちの熱いプレーが全国の高校野球ファンに勇気を与えることは間違いない。大会の大成功を祈りたい。
(堤 哲)