2024年2月13日
政治部にスター記者誕生? 首相官邸総理番・鈴木悟さん(38歳)

月刊「文藝春秋」3月号、元読売新聞記者・清武英利さんの連載「記者は天国に行けない」で、毎日新聞政治部記者、鈴木悟さん(38歳)が取り上げられている。
——鈴木悟は毎日新聞社の運動部記者だった。黒縁の丸メガネをかけた38歳だが、清爽な童顔で髪も学生風だから、かなり若く見える。本来なら中堅を担う立場だ。
ただし、2022年2月に毎日新聞に中途入社組。横浜支局を経て運動部に配属されて6か月だったので、まだ新参組であった。
昨年12月1日付けで政治部に異動する。
毎日新聞のHPで検索すると、首相官邸総理番記者として大活躍していることが分かる。
見出しを拾うと——。
「安倍派一掃」首相のためらい、裏目に 裏金事件で2政務官更迭
首相、施政方針演説で総裁選意識 震災復興や経済再生、改憲言及
自民、名ばかり改革案 カネは法改正明記せず、派閥は衣替え恐れ
岸田派直撃、唐突な派閥解散案 裏金事件、足元に火付いた首相
安倍派外しで自民党内の力学激変 首相に打撃、強まる麻生氏頼み
といった具合で、その前の月までは、運動記事がドッと出てくる。

運動部の前の横浜支局では県警キャップをしていた。
毎日新聞に入社するまでの経歴もユニークだ。立命館大卒→スポニチ。大相撲を担当、結婚式には貴乃花親方夫妻が出席した。
さらに貴乃花親方の紹介で、スポニチを退職して出版社の編集者→そこも4年5か月で辞めて、2022年2月毎日新聞に入社した。
「記者は天国に行けない」は読者の評価が高く、昨年の第85回文藝春秋読者賞を獲得している。
今月の第26回「奇道を往く」は、鈴木記者ともうひとり巨人軍の左腕、山口鉄也投手を取り上げている。「2人は記者と投手で、道が交わることもなく」と書いているが、最後は「以下次号」。どう展開するのか、楽しみである。
(堤 哲)