2024年6月28日
犬も歩けば…元社会部環境庁担当記者、瀧川徹さんと会い、そして
銀座通り京橋交差点の脇のビルで開かれたシンポジウムを覗いた。入口に74入社、元社会部の瀧川徹さん(75歳)がいるではないか。日本環境ジャーナリストの会元会長で、出版社「海象社」代表取締役。
シンポジウムは、元環境省事務次官の小林光さん(74歳)らの共著『環境コンシャスでお得-リノベとリフォームのツールボックス』(木楽舎刊)の出版記念だった。
小林元次官は、2000年に自宅を太陽熱による床暖房・給湯や壁面緑化、太陽光・風力発電などさまざまな環境設備を取り入れた「エコハウス」に建て替えた。省エネ・創エネでCO₂削減にどれだけ効果があったのか、経済的な損得勘定などを解明している。
瀧川さんは環境庁担当だったとき小林さんと知り合い、海象社から『エコなお家が横につながる―エネルギー使いの主人公になる』(2021年刊)を出版している。
シンポジウムが始まっていくらも経たないうちに、東京都知事小池百合子さんが会場を訪れたのである。都知事選のさなかである。
小池知事は2003年9月、第1次小泉第2次改造内閣で環境大臣として初入閣している。小林さんは当時大臣官房審議官だった。
「小林さん、出版おめでとうございます」と第一声。「私も金メダルを目指しています」と述べて、会場をあとにした。5分ほどだったか。
その記念撮影が以下である。
一番前で本を持っているのが、小林光元環境省事務次官。瀧川さんは後列左端。後ろの画面にスライドを投射していて、その影響で顔半分が青色になっている。
(堤 哲)