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2024年8月15日

人気の政治ジャーナリスト、久江雅彦さんは毎日新聞から転身

 14日朝、突然飛び込んだ「岸田文雄総理、自民党総裁選不出馬」記者会見。BSフジの夜の番組「プライムニュース」に出演するのだろうな、と思っていたら、予想どおりだった。

 政治ジャーナリスト田﨑史郎さん、元NHKの岩田明子さんとともに、久江雅彦さん(61歳)の姿があった。

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 久江さんは、私(堤)が社会部デスクだった85年11月に入社して、いきなり社会部に配属された。といってどういう原稿を書いてもらったか、記憶にない。

 書籍にある履歴では、92年共同通信社入社とあるから、毎日新聞在籍7年足らず。社会部から政治部に移って、転社したのか。

 共同通信では政治部で首相官邸、与野党、旧防衛庁、外務省を担当し2000〜03年ワシントン特派員。帰国後、政治部担当部長、整理部長などを経て24年より特別編集委員とある。

 今、旬の政治ジャーナリストである。

 「(総裁選立候補に必要な国会議員の推薦人)20人集められるのは、小林鷹之さん、茂木さん、小泉さん、河野さん。さらに高市さん、野田聖子さんが出るとして、計5~6人の争いになるのか」と、ズバリ見通しを語っていた。

 久江さんは、千葉県生まれで、県立安房高校→早稲田大学政治経済学部。85年卒業だ。

 安房高校で「いま、あなたに伝えたいこと~記者生活を顧みて~」と題して講演したときの模様がネットにあった。

 「100人いれば100人の生き方(価値観)がある。人生順風満帆ではないので『自分の頭で考え、自分の足で立つこと』、『自分にしか伝えられない事実が人には伝わる』、そして基礎的教養・素養・知識を身につけることも必要」など、「人生、後悔のないように」と話した、という。

 久江さんの活躍に拍手を送りたい。

(堤  哲)