2025年3月19日
春はセンバツから、ことしは大リーグも東京開幕

18日、第97回選抜高校野球大会が始まった。写真は、開会の挨拶をする松木健社長。外野席から65年入社藤田修二さん(元大阪社会部)が1000㍉の望遠レンズで撮影した。
《以前に高山武久君(66入社・元大阪社会部、2016年没74歳)が高野連副会長をしているとき、他の役員とややと一段と背が低いので、役員が並んでいる写真を撮って送ったことがあります。喜んでくれました。
今は外野席も700円取られ、指定席です。3・11の時の大会で素晴らしい選手宣誓をした子が、式の後、外野席に来て、たまたま私の脇でしばらく見ていたことを思い出します。みな自由席、入場無料でしたから。
今はそんなこともありませんね。大会歌を歌う山手女子高の生徒たちもお弁当を手に近くに来たこともありました。今は不自由席です。
女子高生の歌う大会歌にはいつも目がうるうるしてしまいます。
私が社会部センバツキャップをしてから今年でちょうど50年です。生意気な原辰徳(東海大相模)と会いました》
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私(堤)は、大阪社会部時代、藤修さんの5年前の第42回と、さわやかイレブン池田高校が準優勝した44回大会の2回、センバツを担当した。
開会式で選手全員が前進、その際仕掛け花火が走って、出場校の校旗が下がるセンバツならでは派手な演出が消えたのは寂しいが、溌溂とした選手たちに元気づけられた気がする。
今朝19日付読売新聞朝刊に、元自民党幹事長二階俊博さんが56年の第28回センバツに初出場した日高高校(和歌山)の応援団長だったことが載っている。大会史をみると、日高高は、開会式直後の第1試合で滑川高(富山)と対戦、延長10回1-1で降雨中止、翌日の再試合で、2-0で勝った。2回戦では日大三高(東京)に2-4で敗れた。
Facebookを見ていたら、東京社会部の後輩で、元スポニチ社長の河野俊史さん(78入社)が、お得意の天体の写真とともに、こんな記事をアップしていた。
(堤 哲)
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第97回選抜高校野球大会が甲子園で始まりました。大リーグ開幕戦の東京開催の陰に隠れてちょっぴり気の毒ですが、やはり「春はセンバツから」ですね。今年も熱い戦いを期待しています。
センバツで思い出すのが2014年の第86回大会。当時16歳の小芝風花さんがセンバツ応援イメージキャラクターに選ばれ、甲子園に挨拶に来てくれました。大阪勤務で主催者として出迎えた私に「小芝風花といいます。フィギュアスケートをやってました!」。その何とも初々しいこと。いかにも頑張り屋さんという印象を鮮明に覚えています。
その風花さんが今や、NHKの大河ドラマ「べらぼう」で妖艶な「花魁」役。すっかり大女優の風格です。あれから11年。歳月の流れを感じずにはいられません。

今年の入場行進曲はOmoinotake(オモイノタケ)の「幾億光年」。そこまで遠くはありませんが、今日の写真は800万光年の彼方にある、きりん座の渦巻銀河NGC2403です。東京・奥多摩湖で撮影しました。
全天88の星座のうち、きりん座は17世紀に名付けられた新しい星座です。どこにあるのか、聞いたこともない人がほとんどだと思いますが、北極星のすぐ近くで日本では北の空に一年中見えています。明るい星がなく地味な星座の中で、NGC2403は小さくてもキラリと輝く存在です。
スター選手がいなくても、きりん座のように渋く光を放つ。そんなチームが今年のセンバツでも甲子園を沸かせてほしいものです。