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2025年8月26日

「戦中写真を読む」連載が最終52回

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 連載「戦中写真を読む」が26日最終52回を迎えた。筆者は、貴志俊彦ノートルダム清心女子大教授・京都大学名誉教授と、89入社中島みゆきさん。

 毎日新聞大阪本社に保管されている戦中写真は6万点以上、アルバムが69冊にも及ぶ。その写真を守り通したのは、1941年6月から終戦の翌46年まで写真部長を務めた高田正雄(73年没74歳)だが、この「毎日戦中写真」を渡邉英徳東京大大学院教授、貴志俊彦京都大教授(当時)らと共同研究、デジタルアーカイブ化を進めているのだ。

 研究の成果の一部は、『戦中写真が伝える 動物たちがみた戦争』(光文社新書)『戦争特派員は見た 知られざる日本軍の現実』(講談社現代新書)の出版にもつながった。

 MBS、TBSの報道番組でも特集された。

 関係者の皆さん、ご苦労さまでした。

(堤  哲)

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TBS報道特集に出演した貴志教授
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朝日新聞に紹介された『戦争特派員は見た』

 横浜・ニュースパークで開かれている「報道写真を読む」展は31日まで。30日、31日は11時と14時に私(中島みゆき)が展示説明をしますので、是非お越しください、と中島みゆきさんが呼びかけている。