2019年2月24日
瀬川至朗編著『ジャーナリズムは歴史の第一稿である。』
石橋湛山記念「早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座2018の出版。
内容紹介に「政府が記録を隠蔽し、改竄し、そして抹消する。ネット上では真偽不明の情報が次々と拡散される。民主主義が根底から揺さぶられる中、ジャーナリズムが果たすべき役割とは何か。 日報隠蔽、沖縄問題、外国人労働者、そしてフェイクニュース……。それぞれの「第一稿」から現代日本の課題を鮮やかに照射する」とある。
早稲田ジャーナリズム大賞選考委員の早稲田大学政治経済学術院の瀬川至朗教授が、序章に「歴史の第一稿」が問いかけること、終章に、いま求められる「検証のジャーナリズム」を記している。
瀬川教授は、毎日新聞科学環境部長、編集局次長などを務めた。
(2018年12月成文堂刊、1,800円+税)
(堤 哲)