2023年2月3日
日本林政ジャーナリストの会会長、社会部OB滑志田隆さん(71歳)
2月1日発行の「林政ジャーナル」62号が届いた。なんと会長が社会部OBの滑志田隆さん(71歳)。「森林・林業に携わる人々の元気な姿を見ていると、老骨ジャーナリストの血が騒ぐ」とつぶやいている。
高層木造建築の最先端「フラッツウッズ(FLATS WOODS)木場」を紹介している。
2020年2月に完成した地上12階、高さ40・8㍍。耐震・耐火に厳しい規制があり、「キノマチプロジェクト」を推進中の竹中工務店が開発した「燃エンウッド」を使っているが、すべてが木材でなく「コンクリートと木材のハイブリット」建築だ。
竹中工務店は三井不動産と日本橋本町1丁目で17階建て、国内最大・最高層の木造建築にことし着工する。高さ70m、延床面積2万6000㎡。2025年完成だ。
茨城県の大子町役場の新庁舎も取材している。設計は大阪中之島美術館を設計した遠藤克彦氏(茨城大大学院教授)。
「日本林政ジャーナリストの会」(略称「林J」)は、日本の豊かな森林を健全な姿で後世に伝え、国民の多様なニーズに対応していくための政策手法を探る研究・学習会。地球規模の視点から森林保全を通じた環境貢献への道筋を提言しています。あなたもどうぞ、わたくしたちの仲間にお入りください、と呼び掛けている。
この会は、1979 (昭和 54) 年、農林水産省を担当する一般紙、業界紙の記者クラブ員、OB が中心となり、「今後の森林の在り方や林政の進むべき方向を、ジャーナリスト活動を通して提起していきたい」(設立趣意書)と発足。最盛期(1996 年 2 月)の会員は個人 113 人、賛助会員25団体。現在は個人会員46人、賛助会員 17 団体。設立時以来、事務局を一般社団法人・日本林業協会に置いている。滑志田会長は 7 代目だ。
(堤 哲)