元気で〜す

2025年6月26日

北海道の原生林に2泊3日

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 写真は北海道の原生林でのスナップ。中央が78入社、元社会部・山形支局長滑志田隆さん(74歳)、左は71入社、元システム部武田俊一さん(73歳)、右は元社会部堤哲(83歳)。滑志田さんが会長の日本林政ジャーナリストの会の共同取材現場である。旭川空港集合・解散の道北2泊3日だ。

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 写真の現場は北海道大学雨龍研究林(雨竜郡幌加内町母子里)。1901年設立、面積250㎢。常緑針葉樹(トドマツ、アカエゾマツ)落葉広葉樹(ミズナラ、シナノキ、イタヤカエデ、ダケカンバ)からなら混交林、とパンフレットにある。

 北大は他に研究林を2カ所持っていて、全体で650㎢で、北海道全体の100分の1を占める。

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 案内してくれたのは北大北方生物圏フィールド科学センターの吉田俊也教授(58)。どんな質問にも、即座にスラスラ答えてくれる。

 いただいたパンフレットに「ミズナラ堅果落下量の年変動」。どんぐりに豊作と不作があるのか、1984年から2022年までのグラフである。「2018年19年と2年続きの豊作がありましたが、規則制は見られないことが分かりました」と吉田教授。

 白樺からダケカンバ(樺)は、標高差によるが、「最近ダケカンバが野球のバットに使われ始めています。プロ野球はまだ使用許可が出ていないようですが。これまで使われていたアオダマが資源不足で」。

 野球バットの原材料は、いくらでもありますよ!

 林政ジャーナリストの会は、1979年設立。日本の林業を将来世代に引き継ぐために考えようという。

(堤  哲)